目次
卵アレルギーでも加熱卵が食べれるようになった。ケーキは食べても大丈夫?どんなケーキが食べれる?
私の子供は6歳でやっと10gの加熱卵が食べれるようになりました。
加熱卵と言ってもいろいろありますよね。
練り製品や加熱食肉製品、クッキーなどの焼き菓子、パン、ケーキなど。
加熱卵が食べれると言うことはケーキも当てはまるわけですが、やっと普通のケーキが食べれるとなると親も本人も喜びますよね。
ですが以外と気が付かない注意点もあるため記事にしてみました。
大したことではないかもしれませんが(^_^;)
スポンサーリンクケーキにはどれけらいの鶏卵が含まれているのか
量が制限されている場合、鶏卵の含有量が分からないと食べれませんよね。
お店のケーキであれば直接聞いて教えてもらうのが確実ですが、教えて頂けない場合もよくあります。
私が地元のケーキ屋さんに聞いた量ですが、少し紹介します。
これは例ですので、参考程度にして下さい。
ケーキ屋①
普通のスポンジケーキですが、5号サイズで約73g使用されています。
ケーキ屋さんではよく8等分にカットされて売られていますが、5号サイズを8等分すると1カットで約9.2gとなります。
6号サイズの場合10等分にカットして販売しているそうなので、1カット約9.2gとなります。
ケーキ屋さんでカット売りされているものはこのサイズが多いようです。
ケーキ屋②
4号サイズで約80g。
8等分にカットして、1カット約10gです。
これは普通のスポンジケーキの中では多い方だと思います。
私の娘は10gまで食べても良いとされていたのですが、いずれにしても多くて1カット分と目安にしていました。
抗原性の違いに注意 まずは徐々に
卵アレルギーの場合みなさんが気を付けているように、加熱の有無でアレルギーの強さが変わります。
生卵がもっとも抗原性が強く、加熱をすればするほど弱くなります。
意外と知られていないのが、加熱だけでなくその食材による違いです。
ケーキに関しては書いていませんが、抗原性について詳しは、「鶏卵アレルギーの抗原性について調理法による残存率の違いと強さ」に書いています。
初めて加熱卵が食べれるようになったばかりだと、まだ2g〜3gくらいしか食べれないお子様も多いですよね。
しっかり加熱された固ゆで卵や、クッキーなどしか食べれない場合は、ケーキはまだ難しいと思います。
「まだケーキはダメ」と医師から言われている場合もあるようです。
私の娘の場合6歳の時の食物経口負荷試験で、全卵で10g分を含んだホットケーキを食べました。
それから加熱された全卵10gまでは食べても良いとされたのですが、それまではずっと鶏卵不使用ケーキでした。
医師からは特に止められてはいなかったので、様子を見ながらケーキも食べるようになったのですが。
同じ10gでもしっかり焼いたホットケーキと普通のケーキでは全く違ってしまいます。
食物経口負荷試験の時のホットケーキは自宅で作ったのですが、やはり心配なのでしっかり焼いています。
ですがお店のケーキとなるとそこまで火を通さないですよね。
ちょっとした症状でも出てしまうと子供は怖がってしまい、ケーキを食べたがらなくなってしまいます。
なので、初めて食べた日は普通のショートケーキを1口から2口だけしか食べさせないようにしました。
また別の日に少しずつ量を増やし、ある程度の量(小さめ1カットなど)を食べても問題ないことを確認しました。
チーズケーキなどのその他のケーキは次のステップです。
特にチーズケーキはスポンジケーキより加熱が弱いものが多いと思います。
レアチーズケーキは鶏卵不使用の物が多いですけどね。
カスタードクリームに注意
カスタードクリームは加熱が弱いので、非加熱卵が食べれるようになった頃にしか食べることができません。
これはみなさん十分分かっていると思います。
スーパーやコンビニなどで販売しているスイーツのカスタードクリームは60℃くらいで数十分加熱されていたりするのですが、
ケーキ屋さんのカスタードクリームの場合ほぼ加熱されていないと思った方が良いと思います。
カスタードクリームはダメというのはみなさん注意されていると思います。
注意しなければならないのは、隠れたカスタードクリームです。
入っているとは思えないけど実は入っていたりするので、お店で確認した方が安心です。
その例がモンブランケーキです。
スポンサーリンクモンブランケーキの隠れた非加熱卵に注意
意外と見落としてしまうのが、モンブランケーキです。
私の娘はモンブランケーキが一番のお気に入りなんですが。
モンブラン自体には卵を使っておらず、スポンジの部分だけにしか含まれないものと思ってしまいます。
ですが実際にはモンブランにカスタードクリームを混ぜていたり、モンブランの下に隠れていたりする物が多いんです。
地元のケーキ屋さんで食べられそうなモンブランケーキを探していたんですが、カスタードクリームを使用していないお店を探すのに苦労しました。
見た目では分からないためお店に問い合わせてから食べるようにする必要があります。
どうしても分からない場合、モンブランケーキは非加熱卵が食べれるようになってからが安心です。
卵アレルギー、経口免疫療法で、かなり加熱したゆで卵や、特定のブランドのバームクーヘンが計量した上で食べられるようになりつつあるところです。大変参考になりました。この記事のおかげで、何をチャレンジしていこうか参考になりました。
どうぞ良い毎日をお過ごしください。
コメントありがとうごさいます。
少しでもお役に立てて幸いです。
これからもっと色々食べれるようになることを願っております。m(_ _)m