娘の鶏卵アレルギー食物経口負荷試験の記録

経口負荷試験1度目

初めての負荷試験4歳?の時、ゆで卵を食べた。

結果はアナフィラキシーを起こし、完全除去が続いた。

負荷試験に立ち会えなかったのとだいぶ前なので詳細が分からず。

アナフィラキシーを起こさないように出来ないものなのか…

経口負荷試験2度目

2度目の負荷試験は5歳、薄焼き卵を食べるかパンなどの加工品にするかをこちらで選択させられた。

薄焼き卵とパンではかなり抗原性が違うのにこちらで選択して良かったものなのかかなり疑問。

当時は何も知識がないし、娘が卵そのものを食べたいと言い薄焼き卵を食べることにした。

結果はかなりひどいアナフィラキシー。

試験の途中から蕁麻疹、目も痒がってどんどん腫れてきた。

症状は出ていたので中断するのかと思ったがそのまま続行し、最後まで予定分を食べさせたので心配だった。

途中で複数の症状が出ていたのに最後まで続行する必要があったのかかなり疑問

予定通り食べさせないと結果が分からなかったにしても、一時中断して様子を見ていればあそこまでひどいことにならなかったはず。

結果やっぱり中断しなくても大丈夫だったとなれば、後日また同じ負荷試験をやれば良かったのではないかと、素人の考えだが疑問に思う。

顔は誰だか分からないぐらい腫れ上がり泣き出す娘を見てとても可哀想だった。

顔の腫れが戻るのに数日かかった。

今までのアナフィラキシー2回は病院の試験によるもの。

何度もアナフィラキシーを起こしていたら今後の治癒に影響しないのか心配だった。

ここの医師のやり方に疑問を覚えた。

かなり後になって知った事だけど、日本小児アレルギー学会が作成した食物アレルギー経口負荷試験ガイドライン〈2009〉というものがあって、「卵での負荷試験を行う場合は、原則固ゆで卵が推奨されている」と書かれているらしい。

抗原性について調べたところ固ゆで卵と薄焼き卵ではかなり違うことが分かった。

知り合いにアレルギーの子がいてもこの病院は勧めない。


経口負荷試験3回目

2016年1月、3度目の負荷試験は6歳、卵5分の1個分を使用したホットケーキを持参し食べた。

結果はアレルギー症状もでなく、今後は卵4分の1個まで食べて良いとされた。

その時は気にしなかったが医師から卵のサイズについての説明はなく、自宅にあったたぶんMサイズの卵5分の1個分のホットケーキ。

卵4分の1個まで食べて良いとされたがその卵のサイズも説明はなかった。

生卵やクリーム類はまだ食べないようにと言われたがそれ以外のものについて説明はなく、卵焼きでもゆで卵も、加工品でも良いのか分からない。

うずらの固ゆで卵を食べさせたり、ドーナツを食べたりしていた。

ホットケーキで負荷試験をしたなら毎日ホットケーキで卵4分の1個分を食べさせるのが理想なんだろうけど、毎日ホットケーキは難しい。

今後何をどれだけ食べていくのが良いのか悩んでいるところ。

経口負荷試験4回目

2016年7月、7歳で加熱卵1個分の負荷試験を行った。

食べた物は卵1個を使ってのホットケーキ。

始めに卵1/8個分を食べた。

15分後、血圧や湿疹などの様子を見てさらに1/8個分を食べた。

トータル1/4個分を食べたが、ここまでは前回の負荷試験で食べれる事が分かっていて、解除されていた量。

また15分後、血圧などを様子を見て続行。

ここからはまだ食べたことのない量。

また1/8づつ様子を見ながら食べるのかと思ったら残りの3/4を全部食べるようにと全て持ってきた。

今までの制限が1/4だったのに、いっきに残りの3/4食べてるなんて平気?

いきなりトータル1個分…。

食物負荷試験て、徐々に食べさせるものなんじゃないでしょうか?

心配だったのでゆっくり食べさせた。

相変わらずここの医者のやり方には疑問を覚える。

信用出来ないと言うと嫁さんが怒るけど。

結果は目が少し痒がっていたけど、それ以外の症状はなかった。

帰宅してからお腹がおかしいと言い少しの下痢をしたけど、卵の影響ではなさそうと言われた。

この試験以降、加熱卵に関しては量の制限なく解除された。

日本小児アレルギー学会食物アレルギー委員会が作成した「食物アレルギー診療ガイドライン2012ダイジェスト版」を見ると、

負荷試験は、アレルギーが疑われる食品を15~30分ごとに3~6回漸増法で分割摂取させて症状の出現を観察する

と書いてある。漸増法(だんだんに増やす)と言えるのか…。

次は非加熱卵を1個分を食べさせる負荷試験になると言われた。

加熱卵と非加熱卵ではかなり違うのにいきなり1個分はかなり心配。

知り合いにアレルギーの子がいてもこの病院は絶対勧めない。

慣れているドーナツやお菓子以外の物を食べるのが嫌がるので、これ以上トラウマが強くならないようにしてあげたい。