栄養成分のたんぱく質量から卵の含有量を予測するには?

蛋白質タンパクシツから卵の重量を計算する方法

食品の鶏卵の含有量が分からない場合、栄養成分に書かれた「たんぱく質」から計算して、最大でどのくらい含まれているのかを出す事ができます。

(加熱された卵と非加熱の卵ではアレルギー反応の出かたが違うため、この含有量だけを頼りにするのは危険です。)

卵に含まれているたんぱく質量は?

分部科学省「日本食品標準成分表・資源に関する取組」により、

鶏卵100g中に含まれるたんぱく質量は12.3gとされています。

他の食品についても文部科学省の「食品成分データベース」から調べることが出来ます。

たんぱく質量から卵の重量を計算するには?

鶏卵100g中のたんぱく質量が12.3g

なので  ↓  ↓

「卵の重量g×0.123=たんぱく質量g」

↓  ↓

「たんぱく質量÷0.123=卵の重量」

です。

たんぱく質は卵以外の食品にも含む為、食品の栄養成分に記載された「たんぱく質」から計算した場合、この値よりも実際に含まれている鶏卵の含有量はかなり少ない場合が多くなります。

卵以外にたんぱく質を含む食品は?

肉類 牛、豚、鶏、ハム、ウィンナーなど
魚介類 魚、小魚、貝、ねり製品など
大豆製品 大豆、納豆、豆腐など
乳製品 牛乳、ヨーグルト、チーズ、バターなど

計算から含有量を予想する場合、たんぱく質は全て卵として考えておけば安心して食べることが出来ると思います。

このブログで含有量を計算から出しているものは、全て「たんぱく質量÷0.12=卵の重量」としているため、鶏卵の含有量が少し多く出されています。
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備考

実際量としてはあまり参考にならないことが多いですが、知っておくと役に立つことがあるかもしれません。

多くてもこのくらいの量だな、っていうことが時々あるので「÷0.123」だけ覚えています。